ハンミョウ- ハンミョウ科 -

ハンミョウ1
分布
ハンミョウは主に本州、四国、九州に分布しています。
生息場所
草地など。
季節
3月~8月
ハンミョウは春から夏にかけて活動しています。
ハンミョウ2
その他の名称
斑猫、ナミハンミョウ、ミチシルベ、ミチオシエ
学名:[Cicindela japonica]
体長
約20mm
食べ物
幼虫は小さな昆虫を食べて成長します。
越冬態(えっとうたい)
成虫
特徴
ハンミョウは正式な名前をナミハンミョウというハンミョウ科の昆虫で、彩りが華やかで艶があり、見た目の印象が素晴らしい事から、一部の昆虫好きな人達の間では日本で最も美しい昆虫と言われています。

ハンミョウの体の特徴は全体的に見られる青っぽい金属光沢の美しい色とイングランドの旗のような赤色の十字、翅の下部にある白い斑点など、部位によって様々な色に変化している体の色彩が代表的なものだと言えるでしょう。
また、大きな顎を持つ事でも知られ、アリなどの小さな虫を捕まえて食べます。

ハンミョウは基本的には日向を好む為、晴れた日に活発に活動しており、人の前をよく飛ぶ姿を見る事から道案内をするように見えるとされ、そこから「ミチシルベ」「ミチオシエ」などの別称がついたと言われています。

尚、漢方の生薬の中にある「斑猫」は漢字名は全く同じですが、ここで紹介しているハンミョウとは関連性はありません。