オトシブミ- オトシブミ科 -

オトシブミ1
分布
オトシブミは北海道、本州、四国、九州などに分布しています。
生息場所
里山など。
季節
5月~8月
春の終わり頃から夏にかけて活動しています。
オトシブミ2
その他の名称
ナミオトシブミ、落とし文
学名:[Apoderus jekelii]
体長
7~10mm
食べ物
幼虫は栗の木の葉などを食べます。
越冬態(えっとうたい)
成虫
特徴
オトシブミとは日本にも20種類以上いるオトシブミ科の総称として用いられる事もありますが、単一の種類をさす場合にはここで挙げているナミオトシブミと呼ばれる種類の甲虫を指します。

オトシブミの体は全体的に黒色をしていますが、翅の部分は赤、または濃いオレンジ系の色をしており、オスはメスよりも頭部が長い事が特徴です。

オトシブミのメスは産卵の際にはクヌギ、クリ、ナラなどの木についている葉を円筒形に丸めていき、葉を中ほどまで丸めた時に葉の中に卵を産みます。そこから更に根元部分まで完全に葉を丸めて、通称「揺藍(ようらん)」と呼ばれるゆりかご状のものを作り、完成すると根元部分を切り落とし、木の上から落とします。卵はその中で孵化し、その後、幼虫は揺藍の中で過ごす事になります。

尚、オトシブミは漢字で「落とし文」と書きます。その名前の由来は昔、巻物になっている手紙を家の前に落としていくという風習があり、メスが作る揺藍がこの文に似ているという事から「オトシブミ」と名づけられたとされています。