アカハナカミキリ- カミキリムシ科 -

アカハナカミキリ1
分布
アカハナカミキリは北海道、本州、四国、九州など全国的に分布しています。
生息場所
平地から山地にかけての雑木林や針葉樹の林内などで主に生活しています。
季節
5月~9月。
おおよそ春から秋にかけての季節で見る事ができますが、7、8月の夏の暑い時期が一番活発に活動しているようです。
アカハナカミキリ2
その他の名称
学名:[Stictoleptura succedanea]
体長
12~22mm
食べ物
成虫はアジサイ科のノリウツギやセリ科のシシウドなどの花の花粉を食べます。
幼虫は成虫とは餌が異なり、マツやハンノキのなどの樹木の枯れ木を食べます。
越冬態(えっとうたい)
特徴
アカハナカミキリは胸部と翅の赤色が非常に目立つカミキリムシ科の昆虫で似たような配色のカミキリムシは他にもいますが、アカハナカミキリは触角が黒色なので比較的、見分けやすい種類となっています。

翅の先端はトゲ状になっており、翅は端にちかづくにつれて細くなっています。また、胸に黒い斑紋がある場合もあります。また、足の一部が黄色くなっている事も特徴的です。

アカハナカミキリの学名である「Stictoleptura succedanea」は1879年にルイスによって名付けられました。
尚、和名であるアカハナカミキリの成立年などは不明です。