キイロスズメバチ- スズメバチ科 -

キイロスズメバチ1
分布
キイロスズメバチは本州、四国、九州などの地域に分布しています。
生息場所
主に平地から山地にかけての地域に生息しています。
巣を作る場所は木の枝、軒先、屋根裏、橋の下などです。
季節
4~11月。
キイロスズメバチは冬以外の春から秋にかけての比較的暖かい時期に見られます。
キイロスズメバチ2
その他の名称
黄色雀蜂
学名:[Vespa simillima]
全長
女王蜂:25~28mm
働き蜂:17~25mm
食べ物
幼虫は昆虫を食べます。
成虫はミツバチを食べる事もあります。
越冬態(えっとうたい)
成虫
特徴
キイロスズメバチは名前の通り、黄色の部分が目立つスズメバチで日本国内で大きくて危険な毒バチとして広く知られているオオスズメバチと比較すると小さなスズメバチです。

頭部にある複眼の内側は暗色です。
名前の通り、腹(後胸)の部分に黄色い部分が多く、前胸(胸と言われている部分)には黄褐色の紋が見られます。

一群の個体数が1000体以上になる事もあり、攻撃性が非常に高い事がキイロスズメバチの特長です。
スズメバチ全般に言える特徴としては木の繊維で巣を作る事や家族生活をする事、翅をたたむと前翅が縦にふたつにたたまれる事などがあげられ、キイロスズメバチもこのような特徴を持っています。