リュウキュウアサギマダラ- タテハチョウ科 -

リュウキュウアサギマダラ1
分布
リュウキュウアサギマダラは鹿児島県の奄美大島以南の地域に分布しています。
生息場所
森林、林縁、農地など。
低い山地から平地にかけての樹林。海岸付近や平地の林道、林縁。林内の木と木の間の空間などで見られます。
季節
条件さえ整えば一年中発生しますが基本的には春から秋とされています。
リュウキュウアサギマダラ2
その他の名称
琉球浅葱斑
学名:[Ideopsis similis]
開長
70~85mm
食べ物
食草はツルモウリンカ(カガイモ科)など
越冬態(えっとうたい)
基本的には成虫
特徴
リュウキュウアサギマダラは鹿児島県の奄美大島以南の地域に分布している蝶ですが風に乗りやすい蝶なので本来の生息地でないトカラ列島や大熊諸島などでも確認されています。また、ごく稀に本土まで飛来する事もあるようです。

アサギマダラに似ていますがアサギマダラよりも小さく、翅の黒くなっている部分が広く、青く透き通っている部分が狭いなどの違いがあります。

日中に活動し、ヒヨリバナ類やセンダングサ類の花に好んで集まり、集団になっている事もあります。基本的にはやや明るい林道や林縁などをゆるやかに飛行します。