シオヤアブ- ムシヒキアブ科 -

シオヤアブの成虫
分布
シオヤアブは北海道、本州、四国、九州など、沖縄を除く広い地域で見る事ができます。
(※沖縄にも生息しているとの情報もあります。)
生息場所
里山など。
季節
6月~8月。夏の時期。
シオヤアブの幼虫
その他の名称
塩屋虻
学名:[Promachus yesonicus]
全長
約25mm
食べ物
主に甲虫ですが、ハエ、セミ、ガなども捕食します。
幼虫はコガネムシの幼虫。
特徴
シオヤアブは昆虫界きっての優秀なハンターとして知られるムシヒキアブ科の昆虫で、このシオヤアブも様々な昆虫を捕まえて体液を吸う事で生活しています。
また、ムシヒキアブ科のアブはその生態が似ている事からまとめて「ムシヒキアブ」と呼ばれる事もありますが、当サイトではそれぞれの種類ごとに掲載するという方式を採用しています。

シオヤアブの見た目の特徴は、体は全体的に黒色で胸は褐色の粉で覆われ、羽は透明で細長く、足はやや太めです。また、腹の部分は毛で覆われています。

ハンターとして知られるシオヤアブの狩りは見晴らしの良い枝先などに止まって待ち伏せし、周囲の様子を大きな複眼で見渡す事から始まります。
かなり視力が発達していると言われているシオヤアブは、数メートル先で飛んでいる虫も見つける事ができ、複眼で獲物の飛んでいるスピードなどを計算し、一気に襲いかかり捕らえます。
空中で獲物を捕らえた後は、そのまま近くの枝や葉に止まり、体液を吸い始めます。獲物になる虫は様々で、時には自分よりも大きな虫を捕らえる事もあるそうです。

尚、シオヤアブのオスは写真の1枚目の個体のように腹の先に白い毛の塊があるという特徴を持ちます。