シロオビアゲハ- アゲハチョウ科 -

シロオビアゲハ1
シロオビアゲハのメス2
分布
シロオビアゲハは日本国内でも見る事ができる蝶ですが南西諸島など一部の地域でしか見られません。
海外においてはインドや東南アジアなどで確認されています。
生息場所
平地から低い山地など。
山地においては林の傍や林道などで見られ、平地では道路脇、民家や公園、農地などの傍にある草地に生息しています。
季節
ほぼ一年中。年に5~6回発生するとされています。
暑い地域にしか生息していない蝶なのでほぼ一年中、活動しています。
シロオビアゲハのメス
シロオビアゲハの幼虫
その他の名称
白帯揚羽
英名:[Common Mormon]
学名:[Papilio polytes]
開張
64~88mm
食べ物
幼虫は野生の環境下にあるミカン科のサルカケミカンやハマセンダン、栽培されているシークヮーサー(ヒラミレモン)などを食べます。
越冬態(えっとうたい)
サナギ
特徴
シロオビアゲハはオスの後翅に白い帯状の模様が現れているアゲハチョウ科の蝶でこの白い帯状の模様が「シロオビアゲハ」の名前の由来となっています。メスにもオスと同様に後翅に白い帯状の模様がありますがメスの場合は別に大きな白い斑紋があり、個体によっては赤い斑紋があらわれています。
元々、メスは有毒種であるベニオンアゲハに擬態していると言われていましたが、ベニオンアゲハが住んでいない地域に生息しているメスの後翅の模様は様々なタイプのものが出てきており、かなり多様化しているようです。
オスの翅の地の色は黒色で後翅の後ろ側にある帯状突起はあまり長くありません。メスも翅の地の色は黒色ですが前肢の外側は暗褐色や茶褐色になっている事が多いようです。

シロオビアゲハの成虫はあまり高い所を飛ぶ事はなく、低い場所を好んで飛行しています。飛行速度はやや緩やかでハイビスカスやセンダングサ類の花の蜜を食べます。

幼虫が人が栽培している植物に害を与える為、地元では害虫として扱われている事もあるようです。

シロオビアゲハは殆どの場合、西南諸島など南の島々でしか見る事はできませんが稀に迷蝶が九州南部で確認される事があります。